タイヤガーデン駿東

接客はマニュアル化できない

少ないスタッフ人数ながら、とても丁寧な対応を徹底されている印象を今回の取材からも感じられたタイヤガーデン駿東さん。ほぼ国道１号線沿い、すぐ北側にショッピングモールがあるという好立地に加え、「足回り＆マフラー交換＋４輪アライメント調整＋レカロシート装着」までのフルコースを得意とされているので、遠方から来られるお客様も少なくありません。
「車種的にはシビックタイプＲ、86BRZなど、車好きのお客様が多いのですが、敷居が高く見えないよう季節やハロウィン、クリスマスといったイベントに合わせて店内ディスプレイを変えています」
そうお話された店長の堀井永一さんに接客時のモットーを聞かせていただくと、お客様を本当に大切にされていることがよく分かりました。
「お客様の要望、予算、ライフスタイルをすべてお聞きした上で、最も合うものを私たちが提案をさせていただくのですが、提案例をひとつに絞らず、必ずいくつかの選択肢を持たせるようにしています。お客様によって予算も好みも違いますから、正解はひとつじゃないですからね。それは接客自体も同じで、決してマニュアル化はできず、ひとりひとり対応が違うのは当たり前です。その中で私たちが大切にしているのは、お客様に買い物を楽しんでもらうこと。装着してみて格好いいねと一緒に盛り上がったり、リアル店舗で買い物をするメリットを感じていただくことを何より大切にしています。もちろんそこに私たちの知識をきちんとプラスして、お客様が妥協することなく愛車のドレスアップを楽しんでもらえることが理想です」
タイヤガーデンとしては今年で４年目ですが、タイヤ販売からスタートした株式会社ホリイの歴史は約70年。それほど長く店舗が愛されてきた理由は、やはり丁寧かつ愛情のある接客に尽きるようです。