ショップハシモト

「真に地に根を張る、地元密着店」

京奈和自動車道の橋本インターチェンジを降りて２分、国道24号線沿いに店舗を構えられているショップハシモトさん。創業から43年、地元の人たちに愛されるタイヤ専門店としてこの地域に根を張ってきました。
「21歳の時に乗用車のタイヤ専門店をスタートさせました。当初は駐車場５〜６台、店舗も今よりもずっと小さなスペースでした。約20年前に、店舗内スペースも駐車場も広い現店舗に移ってから商売の仕方も大きく変わってきましたね」
お話いただいたのは代表取締役の橋本好弘さん。時代とともに、世の車への価値観が変化したことによって、苦労も多かったそうです。
「昔は流行もありましたし、マフラー、足回り、オーディオ、ナビなど、ジャンルに応じて商売をできるニーズが十分にありました。でも今の時代、車は単なる移動手段という人が増え、車関係の仕事をするのが難しくなりましたよね。
ですので、うちは移転した当時から、地域密着でやっていくことに決めました。メインのタイヤ販売を軸にして、手洗い洗車、コーティング、車検など。あとは旧車のイベントを年に１回やっていて、その付き合いで旧車の整備をしたりもします」
知り合いが店をたたんでいく嵐のような時代が訪れても、この地に根を張っていたショップハシモトから賑わいが消えることはありませんでした。アットホームな雰囲気を心がけ、地域密着を貫いてきた成果とも言えます。
「お客様を大事にする、という姿勢は伝わっていたのかなと思っています。接客は普通で、特別なことはやっていません。ただ、安いタイヤを求める人が多い現在、アジアン系のタイヤはできるだけ避けて、国産メーカーのタイヤを買っていただけるよう頑張っています。どちらを売るかと言われた時、やはりお客様にとって安心、安全な方をオススメしたいですからね」