タイヤ館 パドック246

　東名高速道路用賀I.C.からほど近くに店を構えるタイヤ館 パドック246店。車通りの多い国道246号線沿いにあることから、一般的なタイヤ館の店構えとは異なり広大な駐車場も無く、３階建ての細長い外観が特徴的です。1階はピットと待ち合いスペース、中２階には用品展示スペース、３階は待ち合いコーナーとなっています。
　「このお店はタイヤ館という名称になる前のブリヂストンのアンテナショップや営業拠点だった頃から数えると約45年の歴史があるんです。地域柄か輸入車が6割から7割くらいを占めますね。やはりこの世田谷という街で車を所有し、維持するのはとてもお金がかかるので、富裕層の方が多いのも当店の特徴です。入庫車両もドイツ3大メーカーはもちろん、フェラーリやポルシェなどスーパースポーツ系までご来店されます。うちの場合は基本的にどんな車でも入庫拒否のようなことはせず、みなウエルカムです。かなり旧車の外車でも対応できるベテランのメカニックが揃っていますから」と語るのは店長の浮田さん。スタッフの中には18年以上の経験を有する方もいらっしゃるとのこと。
　タイヤの空気圧ウォーニングのリセットやエアサス車のリフトアップの方法など、輸入車メーカー特有のポイントを踏まえて扱わないと思わぬトラブルになることもあります。「やはり車自体の価格も高いですし、お客様も40代から60代の社会的地位の高い方が多いので車両の扱いは本当に気を付けています。そして極力お待たせすることが無いよう、また失礼な対応が無いよう丁寧で親身な接客を心掛けていますね」もちろん輸入車以外にも軽自動車や国産車のお客様も来られますが、車によって分け隔てすることなく応対することをスタッフ全員心掛けているそうです。