ミスタータイヤマン田原本店

大都市大阪のベッドタウンとして発展し、地理的には南北に長い奈良県。そこに住む人々の暮らしに車は欠かせない。そんな奈良県の真ん中、幹線道路である国道24号沿いに、昨年7月同店はオープンしました。近隣には競合店もあるが、地元田原本町、橿原市、桜井市はもちろん、北は奈良市から南は吉野郡まで、広く奈良県全域からお客さまが来店するといいます。
　店のコンセプトは「タイヤから車のことをトータルに」。専門店でありながらも、「単純にオイルやバッテリー交換だけでも喜んで対応いたします」と柔らかい笑顔で語る店長の出嶋さん。また、ブリヂストン販売会社営業所、ブリヂストントラックセンターが併設されており、敷地面積は約900坪。乗用車からトラックまで、そんな意味でも「トータル」なサービスを提供できる環境が整っています。
　「タイヤひとつで車は変わる」「そしてそのことをどれだけお客さまに伝えられるか」「決して安売りは目指していない」「そのために、スタッフとお客さまとの直接のつながりを大切にしている」――同店はそうしたことの「専門店」なのだと出嶋さんは言う。今度は真剣な眼差しだ。
　年に2回新聞折り込みチラシを行なう予定だが、それは以前来店されたお客様へ同店が元気でやっていることを知らせる手紙のようなもの。大切なのは、どんな形であれ来店したお客様に誠意を持って1対1で対面、コミュニケーションを深める。商談では要望に応えるべく全力を尽くす。お客様が帰る際には必ず「お見送り」をする。その結果、「ちょっと高かったけど、ここで買う」と言うお客様まで現れる。こうして、着実に同店のリピーターを増やし、同店の、いや同店スタッフのファンを増やしていくのだろう。
　最後に、もうひとつ出嶋店長の言葉で印象的だったものを紹介する。
　「タイヤはすべてブリヂストン。ブリヂストンの看板を背負っているから、それに恥じない店でありたい」。
　この言葉で、同店の日々の仕事への姿勢を知るには十分ではないだろうか。