コクピット館林

今年で31年目を迎えるコクピット館林さんは、ドレスアップから足回りやエンジンチューニングまでを手がけるチューニングショップで、筑波サーキットでのタイムアタックやゼロヨンにも積極的に参加し、オリジナルパーツの開発やデモカー製作をして東京オートサロンにも出展してきた実績を持っています。
　店内にはエンジン、エキマニ等のパーツも並んでいるため、一般的なお客様が入りにくい雰囲気もありますが、店長の塚田学さんはこうお話します。「チューニングと聞くと敷居が高いと感じるかもしれませんが、本当に気さくなショップです。スタッフ全員が車、チューニング好きで、知識もすごく豊富。何か知りたい、しゃべりたい、そんな動機だけでも店に来ていただければと思っています。また5年前にタイヤ館を隣に作って、一般のお客様も入りやすい環境を作りました」。
　コクピットとタイヤ館が隣接する店舗は全国でもここだけ。「お客様を分けるというか、タイヤ館は一般的なお客様、コクピットはより専門的なチューニングを望むお客様が対象になりますが、車を楽しむ上でのステップアップとして認知してもらえればと思っています。スタッフにしても、タイヤ館では車検もやっていて車の基礎的な知識は必要になりますが、コクピットはさらに専門的な知識が必要になり、タイヤ館で基礎を磨いてコクピットに、という流れもできます。スタッフにしてもステップアップを目指せます。新商品が出れば合同で勉強会をやって知識を深める場を設けますが、基本的には個々にどんどん学んでいってほしいです」と人材育成することにも積極的。良い人材がリピーターを呼ぶことにもつながるという塚田さんの考えが、コクピット館林の将来のステップアップになりそうです。