株式会社　治田タイヤ

大型車のタイヤパンク修理屋からスタートした株式会社治田タイヤさんは、今年で創業50年目。今ではタイヤ交換＆販売、用品の取り付けなど、タイヤに関するさまざまな業務を担い、北海道の空知管内では頼られる存在です。
　「タイヤについては飛行機と自転車以外、車、トラック、農機具、ゴルフ場のカートまで取り扱っていて、交換作業ができます。地域密着なので年配層が多いですが、昔から来店していただいているお客様のお子さん、お孫さんたちも来店いただいています」
　お話していただいた奥山修さんを始め、店内で働くスタッフさんの笑顔が光っているのが印象的なお店です。
　「接客のモットーが笑顔なんです。そして当たり前ですが、お客様目線で接客すること。13人で回す専門店なので、小回りがきくのも特徴だと思います。何か新しいことを始める時にも、量販店だと店内で会議をして、それを本社に報告して調整という流れだと思いますが、うちだと数人の上司へのお伺いを立てれば進められるので、レスポンス良く始められます。ひとつの作業においても、お客様を待たせる時間は少ないと思います」
　店舗は2014年に目の前の敷地から移転。建て直して６年目の店舗にはまだ新しさが残り、店内のディスプレイも整理され、見やすさが重視されています。
　「旧店舗は専門店っぽさがありましたが、新店舗は以前より入りやすくなったと思います。今、来ていただいているお客様を大切にしつつ、近年の自動車は進歩がめまぐるしいので、自分たちも日々努力を続けて時代に取り残されない接客を心がけたいですね。実店舗での対面販売は通販と違い一方通行ではなく、お客様と接客スタッフの間に信頼関係があり、単なる売り買いだけでなく付加価値として“人の温かさ”があることが存在意義。それをいつまでも大切にしていきたいですね」