タイヤ館つくば谷田部店

常磐道の谷田部インターチェンジから車で約5分。国道354号線、生活道路沿いに店舗を構えているタイヤ館つくば谷田部店さん。団塊世代をターゲットの主体として、カーライフをサポートする必需品から高級品まで、メリハリをつけたディスプレイが好評です。もちろん、作業待ちをされるお客様がくつろげるスペースを確保してあります。
「お店に入ってもらうため、なかの商品を心ゆくまで見てもらうために、居心地いい空間が大切です。そうすることで自然と、お客様と私たちの距離が縮まるんです」
　接客、電話応対でお忙しいなか、お話してくださったのは新井店長さん。満足して店を出てもらうために、自らがお手本となって接客されています。そんな新井店長さんがモットーとしていることは、お客様の話をよく聞くことだそうです。
「いきなりこの商品の良い、こういう性能で……と接客するのではなく、まずはしっかりとお客様の話を聞くこと。どんなものを求めているのか、予算はいくらなのかなど、そういうことをすべて聞いた上で、では何が最善なのかを私たちが提案して、そして納得していただいたものを買ってもらう。これが本当の接客なんだと思います。お客様も気持ちが良くなってもらえるし、私たちも気持ちよく接客ができるんです」
　たしかに、一方的に話を聞かされていたのでは、お客様の立場としては不安。お互いを知ること、そのコミュニケーションが信頼関係を生み出すのです。
「顧客に関しては、個々のデータをコンピュータにすべてインプットして、定期的にダイレクトメールを送らさせていただいたり、独自のパスポートを製作して、お客様の愛車すべてのメンテナンスに対応できるようにしています」
　従業員さん7人。新井店長さんを含めて、真剣に話を聞き込み、笑顔で送り出す姿がとても印象的でした。