タイヤ館 コマツ店

　道路に面した大きなガラス、日が降り注ぐオープンで明るい雰囲気。店内の一角にはキッズコーナーやフリードリンクコーナーが設けられ、ゆったり広々とくつろげる空間になっています。店のレイアウトはすっきりと清潔な印象で、タイヤ屋さんというよりは、まるでカーディーラーのよう。
　「店内に商品の数を置き過ぎないようにしています。お客様にはなるべく下ろしたての新しいタイヤをご提供したいですし、タイヤはゴムでできた生ものですから、雨風の当たる屋外への陳列もなるべく避けるようにしています」と店長の北田さん。
　店長によると、小松市はほかの地域に比べてクルマにお金をかける人が多く、人口の割にカーディーラーやカー用品ショップの数も多いとのこと。近ごろの若者はクルマに関心が薄いといわれますが、同店においてはその逆で、毎週やって来てはクルマの話をしていく若い常連客も多いといいます。ショップのブログからもそれはうかがえ、クルマのドレスアップに関する話題の盛り上がりは他店に類を見ないほどです。
　お店は１年前のリニューアルを機に、ファミリーなどさらに広い一般ユーザー層にもアピールするようシフトチェンジ。女性の一人客でも気軽に入れて、ピット作業の様子を店内から見られるようにするなど、より安心できて敷居の低いお店に生まれ変わりました。エンジンオイルやバッテリー点検など、メンテナンスサービスの強化もそのひとつ。安全点検は常に無料です。
　特に力を入れているのは「ボディガラスコーティング」。1年間ワックス不要、水洗いだけで愛車をピカピカに保つというもので、全国のタイヤ館に先駆けてのテストマーケティングとして展開中。タイヤだけにとどまらない、クルマ全般を扱う総合カーショップとしてタイヤ館コマツ店は進化を続けます。