タイヤ一番イースト

　福岡県飯塚市の国道200号線沿いに店舗を構えている、タイヤ一番イーストさん。店内に入ると、驚くほどの数のホイールが光り輝やいています。
「展示数は８００本以上、九州エリアでは最大級だと思います。メーカー別に並べたコーナー展開ができていて小さいインチから大口径、さらにカラーバリエーションも豊富に取り揃えています」
お話いただいたのは社長の東野智行さん。魅力的なのはディスプレイだけでなく、接客においても強いこだわりを持たれておられます。
「値段よりもマッチングや丁寧な作業に重きを置き、ブレーキとのマッチングも原寸で測りながら行っています。ホイール数が多いので、マッチングにかける時間はかなり長いですね。あと、押し付けのように販売しないことも徹底しています。『今日ならここまで値引きできますよ』と無理に売ろうとするのではなく、お客様がタイヤやホイールを交換するタイミングに合わせた接客です。
いつか換えたいと思って来店される方もおられるので、そのタイミングに合わせた接客と販売を心がけています」
ブログやSNSなどの積極的な活用で、福岡県内に限らず、九州全域や山口県からの来店者も増えているそうです。そんなタイヤ一番イーストさんの特徴のひとつでもあるのが、来店者の世代に偏りがないことです。その秘密を東野さんはこう説明してくれました。
「現在スタッフは６人います。自分は44歳で、30代、20代のスタッフもいますので、お客様のニーズや世代に合わせて接客できることも強みだと思っています。うちが力を入れているドレスアップにおいては20代のお客様も多く、やはり世代が近い方が話しやすいはずです。そうした懐深い接客で、お客様に心から満足してお買い物をしていただくことが、最も優先すべきことだと私たちは思っています」