タイヤ館富士店

全国展開するタイヤ館の中でもオーナー店として運営しているタイヤ館富士店さんはオーナーの意向がより反映された店づくりをされています。「タイヤショップというと一般的にカーマニア向けなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちは決して車好きではない方でもわかりやすく納得してお買い物をしていただけるよう、お客様に寄り添う接客をいつも心掛けています。僕も全くの素人から始めているので、車に詳しくない人の気持ちもよくわかりますから、いい意味での素人目線で接客しています」と専務取締役の福島さん。
　店頭でタイヤのグレードを比較しているPOPラックはオーナーさんのD.I.Yによるお手製。ベーシックグレードからハイエンドのモデルまで、何がどう違うのかを比較し、ユーザーがわかりやすく選べるよう工夫されています。「ミニバンに乗ったファミリーが多いですね。近所に大型カー用品店が何店舗かありますが、比較されて結局こちらで買われるお客様も多いです。やはりうちは何がいくらという説明で終わらせず、エコピアからレグノまで経済性、乗り心地などお客様のニーズに合わせてきちんと勧めることをしていますから、納得されて買われるんでしょう」
　20年を超える歴史から地元の皆様との繋がりもでき、根強いファンを獲得している様子も見てとれます。その一つがタイヤの預かりサービス。ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤなど300台分くらいはお預かりしているそう。「だからスタッドレス交換時期はお客様が土日に集中してしまうので、既存顧客に対して平日に交換しに来たら1,000円OFFにしますというDMを送りお客様の分散を図っています。やっぱり待ち時間が少ないほうがいいですしね」
　どこまでもユーザー目線でお店作りを心掛けているタイヤ館富士店さんでした。