山本タイヤ

お客様に納得して選んでもらう
VOL.120
岡崎市内の国道1号線沿いにお店を構える山本タイヤさん。国道を走っていると軒先に展示してあるフォーミュラマシンがひときわ目を引きます。聞けば先代が元F1ドライバーである中嶋悟さんのお兄さんと知り合いで、その関係から中嶋氏が監督をしていたチームのマシンを譲り受けたとのこと。黒澤琢弥氏がドライブしていたという往年のF3000のマシンには、わざわざ写真を撮りに来られるファンの方もいるほど。さらには1978年より、山本レーシングクラブというレーシングカートチームがあり、現在も活動しているそう。「店頭にフォーミュラマシンなんて飾ってあるから車好きの方ばかりが集まるお店に見えるかもしれませんが、実はレース好きからファミリーまで幅広いお客様がいらっしゃるんですよ」と店長の神村禎啓さん。
店内を見渡すとレカロシートのコーナーが大きな面積を割いています。「昔はレカロルームがあってもっとたくさんの種類を展示していましたから、現在はこれでも縮小した方です。そのくらい昔からレカロは力を入れて売っていました。だから今もブログの腰痛に関する記事を見て、遠方から来られるお客様もいらっしゃいます」。昭和36年から続くお店の歴史の中で継続的に力を入れてきたことが自然と他店との差別化要因となっています。親、子、孫と代々ごひいきにしてくださる方も多いといいます。「とかく女性のお客様はタイヤを価格でお選びになることが多いんですが、そういう時は3年くらい経って経年劣化した現物のタイヤを見せ『安いタイヤとそうでないタイヤは劣化の仕方がこうも違うんです』と説明すると、国産のちょっと高いタイヤの方が結果的にお得ということに気づき、そちらを買われることが多いですね」。“お客様に納得して選んでもらう”がモットーだからこそ、本当にメリットとなることを包み隠さず伝えている山本タイヤさんでした。


店舗名 | 山本タイヤ |
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住所 | 〒444-0943 愛知県岡崎市矢作町字猫田69番地2 |
電話番号 | 0564-31-4639 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 月曜 |
開店 | 昭和36年 |
商品構成 | タイヤ ・・・・・・・・・60% ホイール ・・・・・・・・20% レカロシート ・・・・・・15% その他 ・・・・・・・・・ 5% |
購買層 | 20歳~80歳代 |
商圏 | 岡崎市内から周辺地域 |
従業員数 | 5名 |
HP | http://www.yamamoto-tire.jp/index_s.htm |