オートウェーブ上総君津店

東京湾沿いを南北に走る国道127号線は、千葉県君津市では最も大きな通り。その中心であり、市内から多くの集客があるジョイフルホンダの対面に店舗を構えているオートウェーブ上総君津店さんは、地元のみならず関東全域に非常に多くのファンがおられます。「隣の木更津はもちろん、最近では袖ヶ浦、市原、さらには外房からも来店されます。アクアラインからのアクセスが良いので、神奈川方面からも増えています」。そうお話されたのはタイヤ部門長の山本武史さん。特に上総君津店には熱いファンが多いそうです。「同じオートウェーブでも千葉市まで行くと都会的な感じで、節度ある距離での接客になると思うのですが、君津は田舎というのもあり、地元の方々がどんどんと歩み寄って来られるんです。最終的には買い物をしにきたのであっても、スタッフを目当てに来店される方が本当に多いです。『誰々さんいる？』といった感じの指名もあります。接客というよりも友達のような感覚で、スタッフとの間に壁がないんです。どちらかと言うと、お客様の方がお店に打ち解けていて、自分の家のよう（笑）」。もちろんそのフレンドリーな関係の中でもお客様が求めるものに合ったものを提案して、最終的に期待に応える接客にも抜かりはありません。そんな格好をつけない姿勢は、店内ディスプレイにも現われています。「以前は商品を高く積んでボリュームで見せる、ということをしていましたが、来店される中には女性や高齢の方々もおられます。だから圧迫感を出さず見やすさを重視して、人の身長前後の高さでの陳列に切り替えました。店舗面積が狭いので厳しい部分はありますが、陳列されているのに店舗全体を見渡せるような空間を目指しています」。店舗の理想形は女性や車に詳しくない人にとっても充分な案内があり、目的の買い物をできる環境だとお話されました。