タイヤ館土浦北センター

タイヤ館が展開している未来型店舗であるSI店。茨城県土浦市にあるタイヤ館土浦北センター店さんは、県内の水戸店とともに2009年よりSI店として営業をスタートした店舗です。「店内を見ていただくと分かるように、昔のようなひな壇置きや高さのあるディスプレイをやめて、商品を並べるのは高くても目線まで。その並べ方も以前のように所狭しとではなく、ひとつひとつの商品をていねいに配置して、実際に商品を見て触ってもらえる環境を作っています」。そう説明してくださったのはスタッフの飯塚翔太さん。時代の変化とともに、接客方法も変わってきたとお話しされます。「昔ほど車好きがいなくて、『よく分からないけど、何かを変えてみたい』という人が今の時代は多いんです。だから、最もサンプルになるものを店内に置かせてもらい、あとはカタログでこういったものもありますよとご紹介する接客にシフトしていっています」。
　そんな土浦北センター店さんならではの強みは「人」。モノが人を呼ぶのではなく、人が人を呼ぶお店を目指しているそうです。「たとえば、お客様に合わせて話し方を変えるのは当然ですが、関係性も友達とまではいきませんが、単なる商売上の付き合いという枠を取っ払った、もっと身近な関係になれることを心がけています。ダメだったときはすぐに謝って隠さない、という誠実さはもちろん、作業の正確さも大切。うちはトリプルチェックまでやります。その積み重ねで人と店ではなく、人と人のつながりが強くなっていくと思うんです」。お客様の来店時は全員で挨拶、お見送りも全員で。店内に入るまで誰も声をかけてこないことがないほど、ピットからも元気な声が飛んできます。それを自然にできているからこそ、土浦北センターには多くのリピーターが足を運んでくるのでしょう。