ミスタータイヤマン クライト船橋店

カウンターの後ろの棚に並べられた小物、TAIYA CAFEという名の待合スペースなど、明るい店内は売り場だけでなく、隅々までお客様を飽きさせない工夫がこらされている印象のミスタータイヤマン クライト船橋店さん。
　「ブレーキクリーナー、GoProとか、知っているけど、あまり実物を目にしないもの。そういうのが置いてあると、あそこにあったなって思い出してもらえるし、何よりそういうのを見る、触る楽しみってあるじゃないですか。最近のタイヤショップって何も置いてないところが多くて、楽しくないですよね。自分が興味のあるもの、触りたいものをセレクトしてお店には置いています」とお話されたのは伊藤靖代表。きっぱりと「安さで勝負はしていません」というお言葉には自信が込められています。ブリヂストン販売店に11年勤務して平成12年に独立した時にはお客様たちが伊藤代表に付いて来てくれたそうです。「自分で言うのは何ですが、マジメなんだと思います。ごまかさない。自分が悪ければ謝りますし、自分が間違っていなければお客様であっても突っぱねてましたから（笑）。あと、我々だってすべてのものに対してノウハウがあるわけじゃなく、分からないことに対しては『調べさせてください』と時間をいただいて、分からないものを分からないまま売ることは絶対にしません。そういう積み重ねで信頼関係を築けてこられたのかなと。従業員にもそこは徹底しています」。
　接客においても来客者に対して「すぐに販売」というスタンスを取らないことも重要だと言います。「実際に買おうってなった時に選ばれる店になれるよう心がけています。この業界って今日、明日の商売じゃないですからね。後につながる接客業がやっぱり一番ですよ」。