タイヤハウスオカジマ

わりと大きな横浜街道沿いに店舗を構えるタイヤハウスオカジマ。1964年に創業して地元で信頼を積み上げてきた中、一昨年の9月に店舗を大きく改装しました。「タイヤ屋さんっぽくないお店を作りたいなということで、この店を作りました。他店と比べると店内ディスプレイも、タイヤを壁ぎわにずらっと並べるイメージだと思うんですが、うちはわずか」とお話していただいたのは岡島崇さん。ショールームスペースには赤いソファが置かれ「美容院みたい」とお客様からも好評です。
　「お客様の駐車スペースを大きくとって入りやすくすること、あとは昔からのタイヤ屋さんってお客様が待っているスペースもあまりなく、ツナギ姿で作業というイメージだと思いますが、女性や家族連れでも入りやすい雰囲気を作りたかったんです」。とはいえ、タイヤはガレージ2階の“見せる倉庫”に並べられ、しっかりタイヤ屋であることもアピールはしています。
　接客においても、岡島さんはお客様のことを一番に考えています。「メインはダンロップタイヤを売らせてもらっているんですけど、ワンメイク感を出さずに、お客様の話を聞いて一番この人に合うだろうなって思うタイヤをメーカー問わずオススメするように心がけています。それはスタッフ誰もが同じです」。
　タイヤ専業店なのでホイール掃除やバルブ交換など、細かく気遣いのある作業までをサービス。「あとタイヤ専業店なので、タイヤ交換は他のどこよりもていねいにやることを心がけています。同じ作業であっても、うちでやるとやっぱり違うなと感じていただければと」。建物自体にも存在感があり目を引くタイヤハウスオカジマの今後について、岡島さんは「今後も地域密着型で、地元の皆さんに来ていただけるようなお店にしていきたいです」と語ってくださいました。