山本タイヤ

時代の変化に柔軟に対応する

岡崎市内の国道１号線沿いにお店を構える山本タイヤさん。実は7年前の2018年にも当ショップナウコーナーでご紹介したこともあるのですが、あれからコロナ禍という大きな世の中の変化もあり、お店としてどう変わったのか、果たして変わっていないのかについて代表の近藤さんに伺いました。
　「変わったといえば店頭にずっと展示していたF3000の車両は岡崎のカフェにもらわれていきました（笑）。名物のレカロコーナーは変わらずですね。コロナ禍を経て、世の中がネット中心になってきたこともあり、タイヤを通販で買って当店に持ち込んで組み付けだけ頼むという方は増えました。一方で若い方のドリフト系のお客様は増えたと思います。ちょっと走ればミニサーキットがいくつもあるような環境も影響しているのかもしれません。若い方でも100系のチェイサーやFC、FDのRX-7などネオクラシック系の車両に乗ったりしています。今は高騰しているのにすごいですよね。
　7年前と比べるとお客様の年齢層もその分上がっていて、スポーツ系に乗っていた方が１BOXに乗るようになったりとライフステージの変化に応じて車も変わりますが、それでも当店をご愛顧いただけているのは嬉しいですね。
　それからGoogle mapの口コミやSNSでの告知を使うようになりました。口コミやコメントが入ったらしっかりとお答えするようにしています。お客様もそのような口コミを見て、なんか安心できそうだから来店したという方もいらっしゃるんですよ。やっぱり今の時代はSNSの口コミは大事ですね」
　基本的なビジネスモデルやサービス内容は大きく変わっていませんが、消費者行動の変化に合わせて柔軟に対応し、地域に根ざしたサービスを提供し続けていると語る近藤さんでした。