タケオート37旭川

明るく、楽しくお店づくり

　旭川の中心街から北東に道道1160号を進んだところにお店を構える「タケオート37旭川」さん。代表の山田さんは地元のタイヤ館で16年間勤務した後、2023年に満を持して独立したとのこと。ピットには３Dアライメントテスターを完備していることもあり、車高調など足回り系のお客様も多いといいます。「実は私が『カムイドリフト』というドリフトイベントのMCをやっておりまして、主催側に関係していることもあり、ドリフト系のお客様も多くいらっしゃるんですよ。このイベントはカムイスキーリンクスというスキー場の広大な駐車場を舞台にして行われるもので、ゲストにはノムケンさんこと野村謙さんなど著名なD1選手もいらっしゃる、北海道でもメジャーなイベントなんです」と語る。
　そんなイベントのMCを務めるほどの方だからだろうか、山田さんは会話の合間によく笑う。「うちは明るく、楽しくがモットーでして。やっぱり辛気臭いお店に人は寄りつかないでしょうから」と笑う。親身になってお客様のことを考える姿勢も忘れない。「ドリフトやってるお客様は自分で車をいじれる人が多い。だからパーツの取り付け、交換までは自分でやって、アライメントだけとりに来られる方もよくいらっしゃいます。ドリフトはお金がかかることもあり、30歳から40歳代の方が多いですね、車種も86からS13からS15までのシルビア、ツアラーVなど新旧問わずいらっしゃいます。また、ウチは中古車の販売も行なっているんですが、それは意外と普通に軽自動車やミニバンなど走り系ではない車が主です。でもそればっかりだとつまらないので、セルシオなどを足回りから外装までカスタムしてデモカーのように仕立て、付加価値を付けて売るということも大事ですね」。
　作る車もお店の雰囲気も“楽しい”をモットーにしていることが伺えるタケオート37旭川さんでした。