住吉タイヤ（ミスタータイヤマン住吉店）

体感して自分の言葉で語る大切さ

　全国で560店を超える店舗数の中でもトップクラスのタイヤ販売台数を誇る住吉タイヤ（ミスタータイヤマン住吉店）さん。創業は1963年と古く、今年で62年目を迎えます。「私が３代目で、代替わりはしたものの、先代の父もまだまだ現役バリバリで毎日お店に出て仕事をしていますよ」と語るのは社長の竹内宏樹さん。「長い歴史と数多くの既存顧客の上に胡座をかくのではなく、時代の変化に合わせ常にアップデートしていくことも大切だと思います。コロナ禍あたりからスポーツ走行に力を入れ始めまして、自分でも愛車のスバルBRZで近くの美浜サーキットや幸田サーキットに、スポーツ走行が好きなお客様や職場の皆と連れ立って走りに行くこともあります。そのおかげもあり、年々サーキット走行やチューニングに興味のあるお客様が増えてきています。これから始めたいと希望される方からもよく相談を受け、まずはタイヤ、ホイール、足回りと少しずつ無理のない範囲でチューニングを楽しまれています。また、私達には「自分で体感してみよう」というモットーがあります。スタッフの有志を募りカートコースへ繰り出して実際にタイヤが滑ることを実感してもらったり、雪山へ数年使用したスタッドレスタイヤのグリップテストに行ったりもします。やはり自分で体感しているからこそ言える言葉もあると思うのです。お客様への説得力が違いますから、そういう自分の言葉が持つ熱量を大事にしています。
　当店の接客は主に女性スタッフが担っています。人当たりの柔らかさだけではなく、しっかりと専門的な知識も身に付けていて、チューニングの深い話で無ければほとんどの商品説明は難なくこなします。これからも現状に甘んじることなく、お客様第一でサービスを続けてまいります」。