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アウトメカニカは、一般のモーターショーとは異なり、業界関係者を対象としたトレードショーとして開催され、世界各国よりのバイヤー、ドイツ国内の自動車ディーラー、整備工場、タイヤショップ関係者らが来場するビジネスショーである。

さて、今回のショーでアルミホイール業界の一番ホットな話題は、ドイツメルセデスチューナーの老舗、LORINSERよりリリースされたニューホイール「RSK6」だ。このホイールは、LORINSERとENKEIのデザインチームのコラボレーションによって、デザイン、開発されたニューモデルで、19、20、21インチの3サイズ、3ピース構造の新たなフラッグシップモデルとなる。新型Sクラスをメインターゲットとして開発された「RSK6」は、LORINSER伝統の重厚感あるフルフェイスデザインをベースに、ENKEIのデザインチームにより新たな命を吹き込まれた真のプレミアムデザインである。
1886年にドイツのダイムラー、ベンツが始めてガソリンエンジンの自動車を開発して120年。LORINSERは1935年創業し今年で71年。歴史と伝統ある自動車大国ドイツで、しかも最高峰のプレミアムマーケットで認められた事は、我々ENKEIにとって大変名誉な事であり、今後もLORINSERとの新たな企画に注目してもらいたい。
 
ドイツでは近年自動車メーカーによるオプションホイールの販売が盛んに行われており、充実したデザインバリエーション、車種専用デザインによる凝ったデザイン等、アフターマーケットメーカーを飲み込む勢いで商品を送り出して来ている。そのような中でAUDIディーラーがスタートしたホイールのリペアサービスは注目したい新しいトレンドだ。皆さんも縁石等でホイールを擦ってガリ傷等を付けてしまった事はありませんか?それが簡単にしかも自動車ディーラーで修理が出来るのなら注目のサービスとなるはずである。

現在日本にもホイール修理業者が沢山あるが、ホイールが変形してしまったものへ力を加えて直したり、熱を加えて修理をしたりした場合、ホイールの強度に大きな影響を与えてしまう。ホイールの修理は、このように表面のタッチアップ程度の修理を安心出来る自動車ディーラー等で実施する程度であれば問題は無いが、ホイールは皆さんの命を預かる重要保安部品であるため、修理にあたっては十分注意をしてもらいたい。勿論このドイツのAUDIディーラーでも、変形した物の修理は実施していない。

自動車社会先進国ドイツでは、日本と比べ様々な自動車関連サービス、パーツ、アクセサリー等が用意され、車好きには非常に便利な環境が整っており羨ましい限りである。車好きのENKEIとしては、日本もこのような車を取り巻くサービスが充実し、自動車を趣味とする人達が車と共に人生を楽しめる国となって行く事を期待したいと思う。

威風堂々、ドイツ メルセデスチューナーの老舗、LORINSERブース。


新型Sクラス+LORINSER「RSK6」



LORINSER伝統の重厚感あるフルフェイスデザインにENKEIのハイテクノロジーを注入。




AUDIからも新デザインホイールが次々と発表される。
ENKEIが注目するAUDIディーラーがスタートしたホイールのリペアサービス
 
縁石等で傷つけてしまったホイールも・・・。
ご覧のような完璧な仕上がりに・・・。

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