「all」シリーズは、“おしゃれを楽しみながらも、環境問題だって気にしている”…そんな今時のライフスタイルにコーディネイトできるホイールをコンセプトに開発されたモデルである。
今、市場に溢れる環境重視といわれる「エコホイール」はデザインやカラーが単調で、アルミホイールの本来の姿でもあるファッション性まで考慮されていないというのが事実だ。
そんなマーケットに一石を投じるのがアルミホイールの“プロフェッショナル”ENKEIが創立60周年記念モデルとして世に問う「all」シリーズである

では、そんな「all」シリーズの第1弾である「all-one」から紹介して行こう。
「all-one」は1974年にリリースされた往年の名作「ラリーコンペ」のデザインテイストを現代に再現。「ラリーコンペ」から引き継いだノスタルジックな8本スポークは、絶妙な曲線の構成により適度なボリューム感を確保。スポーク先端からリップ部分を切削仕様とする事でオーソドックスなスタイルの中にもシャープなイメージを感じさせている。
また、「機能性」と同時にアルミホイールの大切な要素である「装飾性」を最大限高めるため全6色という充実したカラーバリエーションを設定。ボディカラーとのコーディネイト等により、個性的なドレスアップを可能とし、軽自動車からコンパクトカーへ、ベストマッチングを約束する。

続いては、ディレクショナルデザイン(方向性を持たせたデザイン)によりホイール全体に動きを感じさせるデザインが特徴の「all-two」だ。
「all-two」は5本スプリットスポークをベースとし、若干の方向性を持たせながら、スポーク幅も変化させる事で躍動感を表現。断面は綺麗な曲線によりリムからセンターへと繋げることで、柔らかなイメージを持たせている。
また3色のベースカラーに合わせて、それぞれ切削加工の入る範囲を決定し、各カラーにおいてベストなカラーコントラストを実現。メインターゲットとなるBセグメントカー及びハイブリッドカーへのベストマッチングを約束。

最後に紹介する「all-three」はクリーンでシンプルな5本スプリットをベースとし、表面の切削加工をスポークのみでなく外周側まで繋げ、三角の形状を創り出す事で、よりシャープで伸びやかなデザイン面を実現。窓部には強度アップの為のリブが設けられ、立体感を感じさせると共にデザイン的なアクセントにもなっている。
フロントリップは切削加工仕上げにより光輝感を持たせたオーソドックスなスタイルながら、ホイール全体に立体感と重厚感を持たせることに成功。
カラーはオーソドックスなマシニングシルバーに加え、マシニングブラック・マシニングガンメタ・マシニングパールホワイトと言う4色の展開により、この所急増したハイブリッドカーを個性的に彩る事が可能だ。

そして「all」シリーズの全3機種の共通の特徴として、ENKEIが誇る最新鋭製造技術「MATプロセス」や、タイヤ空回りを抑制する「ローレット加工」の採用が挙げられる。それらによりアルミホイール本来の基本性能もしっかりと確保し、安心感をユーザーの皆さまへ提供する。また、塗装工程ではトップコーティングに厚膜クリアーを採用、入念な塗り込みを行う事で非常に高い質感を実現。

本年で会社創立60周年を迎えたENKEIの自信作、「all」シリーズはカラーも3機種合わせて全13色とバリエーションも豊富に展開。皆さまにはぜひ店頭で実際にご覧いただき、そのファッションとエコを両立したデザインと機能性を感じ取ってもらいたい。

 
 
 


 
 
 

 
 
 
 
※製品重量はパルプ、ホイールキャップを外した単体重量です。製品による誤差が生じることをご了承ください。
 また、all-oneは15×5.0サイズの重量となります。
 
 

 

 
all one
 
 
all two
 
 
all three
 
 
 
 
創立60周年を迎える2010年。その節目の年にホイールのプロフェッショナルとして、創り手から提案出来るような商品をリリースしたいと考え、プロジェクトがスタートした。(商品企画担当 談)
 
 
 
スタンダードなカラーにおいても「艶感を変えたクリアー塗装ではどんなイメージになるか?」、「切削部位を変更したらどうなるか?」と多彩なカラーバリエーションと仕様への挑戦を行った。(開発担当 談)
 
 
 
設計において特に拘ったのは重量。それはデザインに起因するところが多い為、これまで培ったノウハウを活かし、軽量化とデザインの調和を図った。(設計担当 談)
 
 
 
出来上がった数10本に及ぶ試作品は、ターゲットとなる車へ実装着を繰り返し検証した後、ようやく最終仕様へと辿り着いた。
 
 
 
環境配慮と車のドレスアップと言う、今までのアフターマーケットでは相反する要素を同時に見せて行く、これからの時代のドレスアップとしてユーザーに訴求できる自信作に仕上がった。(販売担当 談)
 
         
 
 
         
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