会場はラスベガス・コンベンションセンター。
カジノでおなじみの、この街で熱い4日間が始まる。
 
各国から業界関係者やバイヤーが来場し、熱気溢れる
会場内。 
 
ENKEIブースもデモカー4台と最新モデルを含む
全14種類を展示し、バイヤー達の注目を浴びていた。
 
アメリカでも人気のランエボに、ENKEIが誇る
「GTC01」の組み合せ。ハイパフォーマンスカーを
さらに、アグレッシブに演出。
ENKEIのアメリカ専売モデル。ENKEIならではの
機能性を重視したスポーティーなデザインを
マーケットに提案。
思わず絶句!してしまう42インチ超大口径ホイール。
隣の人物と比較してみるとその大きさが良くわかる。

「SEMA Show」は、SEMA(Specialty Equipment Market Association)が主催する自動車用アフターマーケット製品のトレードショーであり、毎年2,000社以上の自動車関連企業が出展し、新製品等を披露。そして米国全土はもちろん世界各国から、12万人を超える業界関係者やバイヤーの来場し、その規模は世界最大級と言える。

今年の「SEMA Show 2008」は11月4日(火)から11月7日(金)までの4日間、米国ネバダ州ラスベガスのラスベガス・コンベンションセンターにて開催され、例年通りENKEIも出展を果たした。
開放的で見易いENKEIブースではランエボ・Z・レクサス・サイオンと言ったデモカー4台に加え、日本でも話題となっている、この秋発売の新商品「RPF1 type II」をはじめ、米国専売品も含めた2009年モデル、全14機種を展示。これらの商品は米国のマーケットトレンドにENKEIの持つ機能性と言うテイストをプラスしデザインされたものであり、多くの来場者から熱い注目を浴びていた。

もちろんENKEI以外にも、非常に多くのホイールブランドあるいはメーカーがブースを出展。その中には42インチ(!)と言った超大口径モデルや、樹脂パーツや塗装等による非常にカラフルなホイールが並び、日本とのトレンドの違いを感じると共に、米国ならではの自由で大胆な発想に非常に大きな刺激を受ける部分もあった。

そして会場内の展示車輌で台数も多く目立っていたのが、2008年7月から北米への導入が始まった日産GT-R。日本に於いても発売から1年が経とうとする現在でも非常に注目度の高いこのハイパフォーマンスカーは、当然米国でも大人気。各ブースに展示されたGT-Rは、どの車輌も写真を撮るのも苦労する位の人だかりで、今後の米国におけるチューニング&ドレスアップの方向性等、非常に興味のある所である。

また、会場内ではカーメーカーはもちろん、エンジンパーツや足回りパーツ、電子パーツ、更には工具類やジャッキやタイヤチェンジャーまで、ありとあらゆる自動車関係の用品が並び、丸一日かけても全てを回りきれないほど、スペース・量ともに非常にスケールの大きな展示会となっている。

しかしながらその一方、米国では10月の自動車販売台数が前年比30%以上のダウンとも報じられ、深刻な経済状況が続いているのも事実である。
実際に華やかに見えるショー会場内でも、出展のキャンセルからか空いたスペースも見受けられ、街中では「For Sale」や「For Lease」と張り紙のされた店舗や住宅も多く見受けられた。

そう言えば会場内の展示車輌に昨年までそれほど目につかなかった、小型車SMARTが増えていたり、街中では日本製のハイブリッドカーを多く見かけたりと、少しずつではあるが変化が見て取れる部分もあった。

我々ホイールメーカーもそう言った、ユーザーの意識変化やニーズを敏感に感じ取り、それに即した商品をリリースしていかなければならないことを、今まで以上に強く感じた今回のショーであった。

 
 
出展のキャンセルからか空いたスペース…。
一刻も早いアメリカ経済の復活を願わずには
いられない今回のショーだった。
   会場内はアルミホイールはもちろんの事、
 エンジンパーツなどバラエティーに富む。
 
    日本が誇る、NISSAN GT-R。アメリカでもその人気は
  変わらず。今後のチューニングトレンドが楽しみだ。

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