「Schmidt Motorsport」は、1973年からVWやAUDIのチューニングを手掛け、さらにコンペティターとしても世界有数のレース・ラリーで数々の神話を生み出してきた伝説のチューナーズブランド。
今回は、そんな「Schmidt Motorsport」と「ENKEI」のコラボレーションにより誕生した、待望のニューモデル「Schmidt Motorsport SMS01」を紹介していこう。

「Schmidt Motorsport SMS01」を設計・開発にするにあたりSchmidtとENKEIのデザインチームは、あくまで機能を追い求めた形としてデザインを考える事を念頭に置き、さらに知的でクォリティの高いデザインを追求。
その結果、細部の形状にまで拘り洗練度を高めた「Schmidt Motorsport SMS01」はダイナミズムが表現され、トレンドをおさえながらもスポーツホイールとしての性能を確保し、機能美と呼ぶにふさわしい仕上がりとなっている。

例えば、スポークはリムフランジ一杯まで真っ直ぐに伸ばす事によりワイドで張りのあるデザイン面を実現。軽さを感じさせる細身でシャープなスポークは、アルミホイールが機能部品であると言う本来の姿を体現していると言える。（写真.1）
スポーク先端とリムフランジの接点には、スポークの幅を広げフラットな面を設けている。これにより単調になりがちなマルチスポークデザインにアクセントを加えると同時に、細身のスポークでありながらも、近年のクルマに見られるボリューム感の強いボディデザインへのマッチングも向上させている。（写真.2）
そして、入念なデザインワークの結果、５ホール専用の１０本スプリットスポークとする事により、取付穴をデザインの一部として取り入れることに成功。外周からセンターにかけての流れを崩す事無く、特徴的且つ一体感のあるデザインを実現した。（写真.3）
また、塗装工程は通常のシルバーよりも多くかかるが、手間を惜しむ事無く光輝感の強い「ハイパーシルバー」を設定。それに加え現在トレンドカラーとなっている「ブラックポリッシュ」には、トップパウダークリアーを施し重厚感を出した。これらにより欧州車はもちろん国産車にも抜群のマッチングを見せる。（写真.4）

さて「Schmidt Motorsport SMS01」の気になる発売時期は、2008年10月1日予定。
皆さんには、実際に店頭でご覧いただき「Schmidt Motorsport」の誇る、“モータースポーツの本場・ヨーロッパで磨かれ築き上げられた機能性とデザイン性”、さらに「By ENKEI」による“信頼性”が融合した「Schmidt Motorsport SMS01」をぜひ、その目で確認してもらいたい。