会場を幕張メッセに移し、ショー自体も一段と
グレードアップされた印象だ。
 
 
雑誌等では、おなじみの世界の名だたるスーパー
スポーツカーも勢揃い。
 
 
美しくレストアが施された「エンドレス」のデモカー
BMW2000C。新しい提案に注目を浴びていた。
 
 
イエローのモノブロックブレーキキャリパーと
SBCカラーのSC05が絶妙なマッチングを見せる。
 
 
ブレーキメーカー「プロジェクトミュー」のBMW M3。
euro MEVIUSのブレーキキットにRPF1の組み合せで
スポーツイメージを強く印象付けていた。
 
 
BMW専門パーツブランド「GRW」BMW X5。
20インチ2ピースホイール「GRW DESIGN III」を装着。

今年で開催五回目となる「S.I.S東京スペシャルインポートカーショー2008」。今回最大の変化はイベント規模拡大に伴い、会場をこれまでの東京都内から、東京モーターショーや東京オートサロンでもお馴染みの「幕張メッセ」に移して開催された点だろう。それに加えドイツのエッセンモーターショー、ドバイのバーレーンモーターショー、韓国のソウルオートサロン等の名だたる海外ショーとも連携する事で、日本から世界に向けての情報発信が出来る様になったのも見逃せないポイントだ。

まず、会場内に足を踏み入れると、出展各メーカーが自慢のパーツやデモカーを展示する華やかな雰囲気の中、特に注目を集めていたのはヴェイロンやカレラGT等のスーパースポーツカー。普段は、あまり見かける事の無いクルマを間近で見られるのもインポートカーショーならではの楽しみだろう。
もちろんENKEIブランドもこのショーで、出展各社デモカーへの装着を通して商品をPR。
まずはレースシーンでもお馴染みのブレーキメーカー「エンドレス」では、輸入車用ブランドの「Ewing(イーヴィヒ)」のPRを中心に自慢のモノブロックブレーキキャリパーを装着し、美しくレストアが施されたBMW2000Cを展示。この車輌にはインポートカーにも大人気のENKEI TUNING SC05の18インチ、SBCカラーが装着されヒストリックカーに最新パーツの組合せ、と言う新しいクルマの楽しみ方を提案していた。
そして、こちらもお馴染みのブレーキメーカー、「プロジェクトミュー」ブースでは同社の欧州車専用ブランド「euro MEVIUS(ユーロメビウス)」の商品PRの為、ブレーキキットが組み込まれたBMW M3を展示。こちらの足元には軽量アルミホイールの定番となったENKEI Racing RPF1の19インチが装着され、M3のスポーツイメージをより強く印象付けていた。
更にはBMW専門パーツブランド「GRW」ブースでは、東京オートサロンでENKEIより発表された、鍛造ディスク+新開発MAT-2ピースリムの組合せによるプレミアムホイール「RacingLine DF01」のBMW専用サイズをコラボレイトモデル「GRW DESIGN III」として展示。BMW X5に装着されたそのホイールは20インチ2ピースホイールならではの迫力と、デザイン性の高さから注目度抜群で、発売予定である今秋を心待ちにする声が多く聞こえた。
またMade by ENKEIの商品としてはメルセデスチューナーの大御所「ロリンザー」ブースに「CL-LV12 BITURBO」へENKEI製3ピースホイール「RSK6」が装着され展示。さすがのネームバリューからかブースは常に多くのお客さんで賑わっていたのが印象的であった。

筆者としては1年ぶりのインポートカーショー訪問となった訳だが、全体的な印象では一昨年と比べ展示にはPORSCHEやBMWと言ったスポーツ指向の車輌が増え、ドレスアップと言うよりも機能に重点を置いたチューニングという色合いが濃くなっていると感じた。これも輸入車がユーザーにとって単純に「憧れ」だけのクルマから、実際に走って楽しむと言う対象に変化してきた証拠ではないかと思われる。
また、それに呼応するかのように、有名国産チューニングメーカー・パーツメーカーの出展も目立つ様になり、インポートカーに国産パーツと言う組合せが、これから益々ポピュラーになる時代が来るのではないかと感じさせられたショーであった。
もちろん、これを機会に我々ENKEIとしてもMADE IN JAPANの高機能と高信頼性と言うのを世界に広くアピール出来る場になればと思う次第であり、引き続き注目のショーになって行く事は間違いないだろう。

そして、「S.I.S東京スペシャルインポートカーショー2009」は来年、会場を今年と同じ幕張メッセとし、2009年5月15日(金)〜17日(日)で開催予定との事。インポートカーユーザーはもちろん、そうでなくてもクルマ好きならば十分に楽しめるショーとなっている為、是非一度会場を訪れてみて欲しい。

 
 
CLのボディにも引けを取らない力強いフォルムの
ロリンザー「RSK6」。
   威風堂々の「ロリンザー CL-LV12 BITURBO」。
 
   大口径ホイールの迫力と、デザイン性の高さから
 注目度抜群の「GRW DESIGN III」。

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