製造方法

MAP (MOST ADVANCED PRODUCTION)

ENKEI独自の一貫ホイール生産システムによる高性能ホイール「MAP( MOST ADVANCED PRODUCTION )」

ENKEIが独自に開発したダービル鋳造システムにより、金型内でアルミ合金の急速冷却が可能となった。
溶けたアルミ合金を急速冷却することで、金属組織の微細化が実現し、機械的性質(引張強度、耐力、伸び)が、従来の鋳造システムと比べ大幅に向上。
これにより、MAP製法でつくられるホイールは、スポーツ走行にも十分な強度を実現。
また、一貫ホイール生産システムにより安定して高性能ホイールの生産を可能とした。

MAT PROCESS

数々のレース経験により導き出された、軽重量&高剛性を実現させたリムプロファイル。製法にはENKEI独自のリム成形技術「MAT PROCESS」を採用し、鍛造ホイールにも匹敵する優れた材料強度を実現。それにより リムの薄肉化による、大幅な軽量化を達成。

MAT DURA FLOW FORMING

最適なリムプロファイル(形状)の追求、製造工程細部にわたる最適化、モータースポーツでの実戦テストを経て確立された進化形。それが「MAT-DURA FLOWFORMING」である。従来のMAT PROCESSより更に緻密なメタルフロー(鍛流線)を形成させる事により、非常に優れた材料強度を実現。

MAT-DURAⅡ FLOW FORMING

MAT製法をリムプロファイル(形状)見直しや製造工程の最適化等から、更なる高剛性を実現したMATDURA製法。そのMAT-DURA製法をモータースポーツを始め、数々のベンチテストから、更に機械的性質を向上し高剛性を極める事を目的に開発・投入。

FORGED

世界のモータースポーツが認める高性能ホイール「FORGED(鍛造)」

金型内でアルミニウム/マグネシウム合金ビレット(円筒状の材料)に1m2あたり、数千トンもの高い圧力をかけて押し潰すことで成型されるFORGED(鍛造)ホイール。緻密で均一な金属組織が得られ、非常に優れた機械的性質(引張強度、耐力、伸び)を示す。鍛造製法でつくられるホイールは、その優れた強度を認められ、世界のモータースポーツシーンで使用されている。

MAT RS

進化し続けているMAT PROCESS技術を、より広範囲に適応させ、インナーリムだけでなくアウターリム部にもメタルフローを形成。ホイール全体の機械的性質を向上させることで、ディープデザインを成立させつつ、軽重量と高強度を実現させる。

2ピース ホイール

リム部とディスク部を別々に成形し、それぞれ接合したホイール。接合方法には直接溶接するものと、ボルト締めで接合する方法があり、コストとデザイン性の両立が可能。

3ピース ホイール

リム部において、アウターリムとインナーリムの2種で構成され、さらにディスク部を組み合わせて接合したホイール。組み合わせ次第ではデザイン自由度の高いホイールが製作可能となる。