イエローハット西軽井沢

浅間山を望む、北佐久郡御代田町に店舗を構えるイエローハット西軽井沢店さん。地元のお客様も少なくない中、とくに力を入れているのがGTパーツで、関東、北信越の他にその専門性の高さから東北や関西方面からも訪れる方々が増えているそうです。
　「積極的に研修へ行き、日々の情報収集も怠らないよう徹底しているので、スタッフの取り付け技術、商品知識のレベルは高いと思います。来てよかったなと思ってもらえるよう高い志とプロ意識を各人が持つことが、GTパーツの売り上げを右肩上がりにする要因だと思っています」。そうお話していただいたのが店長の鏡祐行さん。その美的センスはお客様から高く評価され、ホイールやタイヤにおいては予算を預けてもらって鏡さんが選ぶという仕事も多いそうです。
　「軽井沢が近く、年間の購入金額で1,000万円、2,000万円を超えるお客様も少なくありません。そういった方々を飽きさせないためにお店の演出をしたり、お付き合いをして、たとえばホイールを任されたらマッチングからデザインまで責任を持って選ばせていただいています。『任せてよかった』と言われる信頼関係とレベルの高さを築いていかないとこの業界では生き残っていけないと思うんです」。店内は小変更を入れれば、毎日のようにレイアウトが変わるそうです。「次に来られたときにときめきがあるかどうか。もちろん、他と違うものをただ置けばいいわけではなく、ノウハウが必要ですが、どこに行っても同じ商品があることにお客様が満足する時代が終わったのは事実です。ディズニーランドのように、遠方からでも来ていただける仕掛けとアナウンスが今後のカギだと思います」。
　毎年夏、イエローハット西軽井沢チューニングフェスタが大成功に終わるのは、鏡さんがお話された高い志、プロ意識、そしてときめきを大事にしているからなのでしょう。今年は7月に開催を予定されています。